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SUMIFS関数の使い方をわかりやすく説明

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SUMIFS関数を使う際に引数の入力方法がわからないなどの悩みはありませんか?
実際にSUMIFS関数を使用すると「あれ?どうやって条件を指定するんだっけ?」と悩む方も多いです。
この記事では初心者でもSUMIFS関数をわかりやすく理解できるように記事を作成しましたので最後まで読んでみてください。

この記事で学べること

・SUMIFS関数を理解して使うことが出来る

SUMIFS関数は実務で使うことが多いので、この際にマスターしましょう!

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SUMIFS関数の構文

SUMIFS関数 構文

=SUMIFS(合計範囲, 条件範囲1, 条件1, [条件範囲2, 条件2], …)

合計範囲 合計を計算するセルの範囲を指定。
条件範囲(1.2.3…) 条件を検索する範囲を指定。
条件(1.2.3…) 条件範囲の中で指定する条件を指定。

たとえば、下記のようなA列に商品名・B列に売上金額・C列に日付が記載されている表があるとします。

– A列 – – B列 – – C列 –
商品名 売上金額 日付
1 商品A 1000 2024/01/05
2 商品B 1500 2024/01/05
3 商品A 2000 2024/01/05
4 商品C 1200 2024/01/06
5 商品B 1800 2024/01/06
6 商品A 2500 2024/01/06

商品Aの2024/01/05の売上金額の合計を抽出したい場合、下記のように関数を組むことが出来ます。

SUMIFS関数 関数式

=SUMIFS($B$2:$B$7, $A$2:$A$7, “商品A”,$C$2:$C$7, “2024/1/5”)

合計範囲
$B$2:$B$7 合計を計算するセルの範囲を指定。
今回の場合は、売上金額をすべて範囲指定
条件範囲(1.2.3…) $A$2:$A$7
$C$2:$C$7
条件を検索する範囲を指定。
条件範囲①では、商品名をすべて範囲指定。
条件範囲②では、日付をすべて範囲指定。
条件(1.2.3…) “商品A”
“2024/1/5”
条件範囲の中で指定する条件を指定。
条件①では、条件範囲①に商品名を範囲指定したので、”商品A”と入力。
条件②では、条件範囲②に日付を範囲指定したので、”2024/1/5″と入力。
関数をコピーしても範囲がずれないように条件範囲を「$」で囲うのがポイントだよ!

具体例①~複数の条件に一致するセルの合計~

具体例①では、A列に地域・B列に商品・C列に売上が記載されている表を用意しました。

– A列 – – B列 – – C列 –
地域 商品 売上
1 東京 Apple 100
2 大阪 Orange 150
3 東京 Apple 200
4 東京 Banana 120
5 大阪 Apple 180

今回は地域が”東京”であり、商品が”Apple”の売上だけを合計したいとします。
この場合、合計範囲は売上が記載されているC列を範囲指定して、条件範囲①ではA列の地域を選択して条件①に”東京”と入力してあげます。続いて条件範囲②ではB列の商品を選択して条件②に”Apple”と入力してあげます。

関数式にすると下記のようになるよ!
具体例①の関数式

=SUMIFS($C$2:$C$6, $A$2:$A$6, “東京”, $B$2:$B$6, “Apple”)

合計範囲
$B$2:$B$7 合計を計算するセルの範囲を指定。
今回の場合は、C列の売上金額をすべて範囲指定。
条件範囲① $A$2:$A$7
条件を検索する範囲を指定。
条件範囲①では、A列の地域をすべて範囲指定。
条件① “東京” 条件範囲の中で指定する条件を指定。
A列の地域の東京を指定したいので、”東京”と入力。
条件範囲① $C$2:$C$7 条件範囲の中で指定する条件を指定。
┗条件範囲②では、B列の商品をすべて範囲指定。
条件② “Apple” 条件範囲の中で指定する条件を指定。
B列の商品のAppleを指定したいので、”Apple”と入力。

関数をコピーしても範囲がずれないように条件範囲を「$」で囲うのがポイントだよ!

関数を入力するとC2からC6のセル範囲内で、A2からA6のセル範囲が”東京”と一致し、かつB2からB6のセル範囲が”Apple”と一致するものに対応する売上を合計することが出来ます。具体例①の場合だと”東京”でかつ”Apple”に対応する売上は100 + 200 = 300となります。

具体例②~〇〇以上、〇〇以下で条件を指定する方法~

具体例②では、A列に商品・B列に売上が記載されている表を用意しました。

– A列 – – B列 –
商品 売上
1 Apple 100
2 Orange 150
3 Banana 120
4 Cherry 80
5 Grape 200

具体例②では、売上が100以上200以下の商品の売上だけを合計したいとします。
この場合、合計範囲は売上が記載されているB列を範囲指定します。条件範囲①ではB列の売上を選択して条件①に”>=100″と入力してあげます。続いて条件範囲②ではB列の売上を選択して条件②に”<=200″と入力してあげます。

関数式にすると下記のようになるよ!
具体例②の関数式

=SUMIFS($B$2:$B$6, $B$2:$B$6, “>=100”, $B$2:$B$6, “<=200”)

合計範囲
$B$2:$B$6 合計を計算するセルの範囲を指定。
今回の場合は、B列の売上金額をすべて範囲指定。
条件範囲① $B$2:$B$6 条件を検索する範囲を指定。
条件範囲①でもB列の売上金額をすべて範囲指定。
条件① “>=100” 条件範囲の中で指定する条件を指定。
┗条件①では売上が100以上の場合を指定するために、”>=100″と入力。
条件範囲① $B$2:$B$6 条件範囲の中で指定する条件を指定。
┗条件範囲②でもB列の売上金額をすべて範囲指定。
条件② “<=200” 条件範囲の中で指定する条件を指定。
┗条件②では売上が200以下の場合を指定するために、”<=200″と入力。

“>=”は以上と指示でき、”<=”は以下と指示することが出来ます
ちなみに”>”だけだとより大きいとなり、”<“だと未満と指示することが出来ます

この関数では、B2からB6のセル範囲内で、売上が100以上200以下に含まれるものに対応することができます。具体例②の場合は売上が100以上200以下に含まれる商品の売上は100 + 150 + 120 + 180 = 550と表示することが出来ます。

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