エクセルで『1-1』と入力したのに、勝手に日付(1月1日など)に変わってしまうという経験はありませんか?
これはエクセルの機能上の問題です。
この記事では、エクセルで「1-1」が日付になる原因と、その解決方法について詳しく解説します。
正しい入力方法を身に付け、ストレスのないエクセル操作を実現しましょう!
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それでは本編スタート!
エクセルで「1-1」が日付になる原因
エクセルで1-1と入力すると、自動的に日付になることがあります。
「1-1と表示したいのに。なんで?」と思いますよね。
そんな方向けに、
この章ではその原因について詳しく見ていきます。
日付に変換される理由
エクセルは入力されたデータを特定の形式に自動的に変換する機能を持っています。
1-1という入力は、エクセルにとって「1月1日」や「2024年1月1日」のような日付として認識されることがあります。
特に、デフォルトの設定では、ハイフンを含む数値が日付として解釈されるため、1-1も例外ではありません。
エクセルで「1-1」を日付にしない方法
このセクションでは、エクセルで「1-1」を日付に変換させない方法を2選ご紹介します。
セルの書式設定を変更する
セルの書式設定を変更することで、「1-1」を日付として認識させないようにすることができます。
書式設定の変更手順は以下になります。
- 「1-1」を入力するセルを選択
- リボンの「ホーム」タブから「セルの書式設定」を開く
- 「表示形式」タブで「文字列」を選択
①「1-1」を入力するセルを選択
まずは「1-1」を入力したいセルを選択します。
②「セルの書式設定」を開く
続いて「ホーム」タブ→「セルの書式設定」で開きます。
③表示形式を「文字列」にする
最後に表示する形式で文字列を選択して終了です。
それでは、表示形式を文字列に変更したセルに「1-1」と入力してみましょう!
書式設定の変更は苦手。という方向けに別の方法も紹介します!
シングルクォーテーションを使う
シングルクォーテーション(’)を使って入力することで、エクセルはそのデータを文字列として認識します。
操作方法は簡単で、「1-1」と入力する前に「'1-1
」と入力するだけになります。
エクセルの入力トラブルを防ぐためのポイント
エクセルを使用する際の入力トラブルを未然に防ぐためのポイントについて解説します。
これにより、作業がスムーズになります!
入力前の準備
エクセルを使う前に、セルの書式設定を確認し、必要に応じて変更することでトラブルを未然に防ぐことができます。
ただし、毎回書式設定を確認するのは大変ですよね。
私も毎回確認しているわけではありません( ;∀;)
書式設定を確認する際は、数値や日付を入力する際にしましょう!
ちなみに日付を入力するショートカットキーは「Ctrl+プラスボタン(+)」だよ!
他の自動補正の対策
エクセルには他にも自動で変換する機能があります。
例えば、「”1/2″」と入力すると日付に「1月2日」と表示される場合があります。
これを避けるためには、この記事で紹介した「書式設定の変更」と「シングルクォーテーション」で解決できるので、ぜひお試しください!
まとめ
この記事では、エクセルで「1-1」が日付になる原因とその対策について解説しました。
セルの書式設定を変更したり、シングルクォーテーションを使ったりすることで、この問題を簡単に解決できます。
これらの方法を活用して、エクセルの入力トラブルを減らし、効率的な作業を目指しましょう!