TODAY関数で取得した日付の表示形式を「yyyy年mm月dd日」「mm月dd日」「dd日」にする方法をご紹介します。
まずは、簡単にTODAY関数の振り返りをして表示形式の変更をしていきましょう!
TODAY関数の基本的な使い方
ExcelのTODAY関数は、現在の日付を自動的に取得することができるため、ミスを防ぐことができます。
シンプルなTODAY関数の使用例
TODAY関数の基本的な使い方は非常にシンプルです。
以下のようにセルに入力するだけで、今日の日付を表示することができます。
=TODAY()
この「=TODAY()
」を挿入すると、その日の年月日が自動的に表示されます。
例えば、今日が2024年7月20日であれば、セルには「2024/07/20」と表示されます。
通常「2024/07/20」で表示されますが、この表示形式を「yyyy年mm月dd日、mm月dd日、dd日」で表示する方法を次の章でご紹介します。
日付のみを表示するための設定方法
TODAY関数で取得した日付を希望する形式で表示するためには、セルの書式設定を変更する必要があります。
次に、具体的な手順を説明します。
日付表示形式の変更をする方法
日付の表示形式を変更するためには「セルの書式設定」を開く必要があります。
セルの書式設定は、対象のセルを選択して「Ctrl+1」で開くことができます。
これで、TODAY関数で取得した日付をさまざまな形式で表示する準備が整いました。では、実際に書式設定を変更しましょう!
yyyy年mm月dd日で表示する方法
日本語表記で日付を表示する方法はいくつかありますが、今回は説明の一貫性を持たせるために書式設定の「ユーザー定義」でyyyy年mm月dd日を表示する方法をご紹介します。
まずは、次のようにA列に「=TODAY()
」で日付を取得しています。
続いて、「Ctrl+1」でセルの書式設定を表示します。
書式設定の表示形式タブ→分類→「ユーザー定義」を表示して、「yyyy"月"mm"月"dd"日"
」を入力してOKをクリックします。
これにより、2024/7/20は「2024年07月20日」と表示されます。この形式は、正式な文書や報告書などでよく使われます。
mm月dd日のみ表示する方法
続いて、TODAY関数で取得した日付の表示方法を「mm月dd日」へ変更していきます。
まずは、先程と同じくセル書式設定を「Ctrl+1」で開きます。
次にユーザー定義で「mm"月"dd"日"
」を入力してOKをクリックします。
この設定では、2024/7/20は「07月20日」と表示されます。年を表示しないため、特定の年に関係なく、月日だけを強調したい場合に便利です。
dd日のみ表示する方法
TODAY関数で取得した日付を「dd日」のみで表示する方法は、さらにシンプルです。
先ほどと同じくセル書式設定を「Ctrl+1」で開きます。
次にユーザー定義で「dd"日"
」を入力してOKをクリックします。
この形式では、2024/7/20は「20日」と表示されます。この設定は、月日を考慮せずに日付のみを示したい場合に役立ちます。
まとめ
ExcelのTODAY関数を使用すると、現在の日付を簡単に取得することができます。
しかし、特定の形式で表示するためには、セルの書式設定を変更する必要があります。
本記事では、TODAY関数の簡単な使用例から、日付のみを表示するための設定方法までを詳しく解説しました。
セルの書式設定を変更することで、より見やすく、目的に合った日付表示が可能になります。
TODAY関数の利便性を最大限に活用し、日付のみの表示設定をマスターすることで、日々の業務効率を向上させましょう!