Excel 関数 PR

【Excel時短】XLOOKUP関数の範囲をテーブルにする方法とメリット

記事の内容に広告・プロモーションを含みます。

XLOOKUP関数で検索するデータをテーブルにすると様々なメリットがあります。テーブルに新しく情報が追加された場合、XLOOKUP関数の範囲も自動的に更新してくれるので非常に便利です。

この記事では、テーブルの作成方法からXLOOKUP関数でテーブルを範囲に指定する方法、テーブルにするメリットなどを含めご紹介します。それでは、学んでいきましょう!

なぜXLOOKUP関数の範囲元をテーブルにするのか

XLOOKUP関数の範囲元をテーブルにすることで、動的なデータ管理が可能となります。セル範囲を調整する必要がなくなり、新しいデータが追加されても自動で範囲が更新されるため、効率的なデータ検索が可能です。

XLOOKUP関数でテーブルを使用するメリットを簡単に見ていきましょう!

XLOOKUP関数の範囲元をテーブルにするメリット

画像をクリックで拡大できます。

XLOOKUP関数に限らず、テーブルを使用するメリットはいくつかありますが、今回は4つほど抜粋して紹介します。

  • テーブルに情報を追加すると、XLOOKUP関数の範囲が自動的に更新される。
  • データのフィルタリングや並べ替えなど操作性が向上する。
  • テーブルを使用することでデータの視認性が向上する。
  • 範囲が動的に変わるため、事故が起きにくい。

テーブルを作成すると、デザインや重複の削除、集計、行列の縞模様などボタン一つで操作できるのも大きなメリットですね。

では、実際にテーブルを作成する方法を見ていきましょう!

テーブルを作成する方法

XLOOKUP関数に限らず、Excelでテーブルを作成することで、操作性や視認性が向上します。以下の手順でテーブルを作成してみましょう。

テーブルの作成手順

  1. データ範囲を選択
  2. テーブルの挿入:キーボードの「Ctrl+T」を同時に押す
  3. 範囲の確認してOKを押す(範囲内の先頭を見出しにしたい方はチェックを忘れずに)

範囲を確認した後に、好みのテーブルのスタイル(デザイン)を変更してください。テーブルの作成手順の具体例は以下になります。

手順①データ範囲を選択

手順②テーブルの挿入
※キーボードの「Ctrl+T」を同時に押す

手順③範囲の確認してOKを押す
範囲内の先頭を見出しにしたい方はチェックを忘れずに。

手順を進めた結果は次のようになります。

デザインは好みで変更してください。今回は、オレンジ色で統一しておきます。

それでは、今回作成したテーブル内のデータを使ってXLOOKUP関数でデータ検索をしていきましょう!

作成したテーブルをXLOOKUP関数の範囲に設定

XLOOKUP関数の基本構文は以下になります。作成したテーブルは、引数の検索範囲と戻り範囲で使用します。

引数の説明や基本的な使い方の説明は省略します。基礎から振り返りたい方は、以下のリンクからご確認ください。

XLOOKUP関数の検索と戻り範囲をテーブルで指定

B3セルに入力された名前の人の性別をC3セルに表示したい場合、XLOOKUP関数の数式は次の通りになります。

=XLOOKUP(B3,テーブル4[姓],テーブル4[性別],"なし")

上記までは、基本的に通常通りのXLOOKUP関数と同じです。

テーブルを使うメリットとして、情報が追加されても範囲が自動的に更新されることでしたね。

では、実際にデータを追加してみましょう!

今回は、なんとなく「前田さん:女性」を追加してみました。XLOOKUP関数の数式は同じなのに、追加された前田さんの情報もしっかりと紐づいていますね。

範囲内に新しく情報が追加される業務を担当している方は、ぜひテーブルを作成してみてください。

まとめ

作成したテーブルをXLOOKUP関数の範囲に指定することで、情報が追加されても数式を変更せずに検索ができることを知った時は「革命だ!」と思いました(笑)

XLOOKUP関数に限らず、VLOOKUP関数などでも同じ原理なので、ぜひ日常のExcel業務にテーブルをご活用ください。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました!ぜひ以下のおすすめ記事も読んでみてください!

デスクワーク周りの便利グッズ



(番外編)同僚へのオモシロ贈り物として

スポンサーリンク