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エクセルのフィルターで選択肢が出ない時の原因と対処法

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エクセルでフィルター機能を使用する際に、選択肢(選択項目)が出てこない!または、すべて選択しか表示されない!と悩んだことはありませんか?私もあります(笑)この記事では、その際の原因と対処法をご紹介します。

フィルター機能とは?

エクセルのフィルター機能は、大量のデータから特定の条件に一致するデータを絞ることができます。これにより、必要な情報を迅速に見つけ出すことができます。

たとえば、売上表があるとして、特定の人が商品を売れているかを確認したり、目標を達成している人がどれだけいるのかをパパっと確認することができます。

選択肢が出ない時の原因(すべて選択しか表示されない)

フィルターの選択肢とは、次のような画像のことを指します。

※画像をクリックで拡大できます
選択肢が出ない時の原因は主に3つ
  • データ範囲が正しくない
  • データの中に空白セルがあり範囲が正しくない
  • 非表示の行または列

原因は上記の3点になります。それぞれの対処法を次の章で見ていきましょう!

対処法

データ範囲が正しくない時の対処法

次のような範囲設定では、「近藤」さんはフィルターの選択肢に表示されません。

近藤さんまで範囲を伸ばしてあげる場合は、データをすべて選択してフィルターを再度かけてあげましょう。

データの中に空白セルがあり範囲が正しくない

範囲選択をする際に、表を全部選択したと思っても空白がある場合は、空白以降の情報を選択できていないケースが多々あります。フィルターは流れ作業のように設定するので、空白があると見落としてしまう気持ちは分かります(笑)たとえば、次のような状態です。

この場合は、先ほどと同様に範囲を再設定してあげれば大丈夫です。よくありがちな事なので、頭に入れておきましょう!

非表示の行または列

この記事を読んでいる方は、基本的に行の非表示のパターンだと思います。範囲の中で非表示になっている行がある場合、フィルターの選択肢から消えてしまいます。ただ、行を再表示してあげれば元に戻るので安心してください。以下の画像がそのパターンです。

今回紹介した対処法で、フィルターの選択肢を表示することができます。また、フィルター機能を使う上で個人的におすすめのコツを2つほどご紹介します!

フィルター機能で役に立つ知識

この章では、私がフィルター機能を使用する際に意識していることを紹介します。スキマ時間で読めるように簡単にまとめているので、ぜひ目を通してください!

範囲選択のコツ

範囲を選択する際に空白のセルがあると、空白以降のデータがフィルターの範囲から外れてしまう場合があります。フィルターの範囲選択は次の通りで進めてみてください。

  • データの中で一番上の行から下の行まで入力されている範囲を選択
  • 半角入力で「Shift + スペース」で行を選択
  • 「Shift + Ctrl」を押したまま十字キー(下)を押す

この手順でフィルターの範囲を正しく設定することができます。

セルの結合をせずに中央揃えで表示する方法

せっかくセルの結合をしたのに、フィルターを設置できない。なんて良くあることですよね。もし結合じゃなくて、複数のセルの中央にテキストを表示できればいいよ!」という方は次の方法を試してみてください!ちなみにこの手順は、縦の中央揃えは出来ないので注意です。

  • 中央に表示したいセルを選択
  • 「Ctrl + 1」で書式設定を表示
  • 配置タブの横位置を「選択範囲内で中央」を選択

上記の手順で複数のセルの中央にテキストを表示させることができ、さらにフィルター機能も使用することが出来ます。

図解

まずは、中央にテキストを表示したいセルの範囲を選択します。

次に「Ctrl + 1」でセルの書式設定を開きます。

書式設定の配置タブを開き、横位置で「選択範囲内で中央」を選択します。

OKを押すと次のような結果になります。ぜひ皆さんも試してみてください!

まとめ

フィルターで選択肢が出ない時の原因と対処法、さらに私がフィルターを使用する際のコツも簡単に紹介しました。皆さんの業務効率をUPするキッカケになったら嬉しいです。

最後に選択肢が出ない原因と対処法を簡単に振り返ってみましょう!

選択肢が出ない原因 対処法
範囲が正しくない 範囲内を再設定する
空白セルがある際の範囲 同上
非表示の行または列 行の再表示したら戻るので、そのままで大丈夫
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(番外編)同僚へのオモシロ贈り物として

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