エクセルのTRIM(トリム)関数やショートカット[Ctrl+H]の置換を使用することで、空白を削除することが出来ます。テキストの前後のスペースを削除したい方はTRIM関数がオススメで、すべてのスペースを削除したい方にはショートカット[Ctrl+H]の置換がオススメです!
これまで手動で空白を削除していた方は、この機会にTRIM関数と置換を使いこなせるようにしておきましょう!
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TRIM関数の使い方|テキストの前後の空白を削除する
エクセルのTRIM関数とは、テキストの前後の空白を削除することが出来る関数です。TRIM関数を使うことで、誰かが入力した表やコピペしたテキストの前後に空白があっても悩むことはありません!ぜひこの機会に学んでいきましょう。
=TRIM(文字列)
文字列 | テキストを(“)で囲って直接指定することやセルを指定することが出来ます |
※エクセルでテキストを文字列にするためには、”トリム”と(“)で囲う必要があります。
TRIM関数の簡単な使い方を見ていきましょう!
A列に入力されている値の前後の空白を削除するために、TRIM関数を使用しています。B列に入力されている関数式の結果がC列になります。
A列 | B列(TRIM関数) | C列(結果) | |
1行目 | エクセル 大好き | =TRIM(A1) | エクセル 大好き |
2行目 | エクセル大好き | =TRIM(A2) | エクセル大好き |
3行目 | エクセル 大好き | =TRIM(A3) | エクセル 大好き |
C列の結果をみてわかる通り、テキストの間に入っている空白は削除できないです。
すべての空白を削除したい方は、次の章をご覧ください。
[Ctrl+H]置換|すべての空白を削除する
置換はエクセルの便利な機能の一つです!置換機能を使うことによって、特定のテキストを別のテキストに一括で置き換えることができます。
また、置換ダイアログを呼び出すショートカットは[Ctrl+H]になります。
ショートカットを使うことによって作業効率も上がるので、ぜひ使ってください。
- 置換をしたい対象の範囲を選択
※シート全体を置換したい場合は範囲選択は不要 - キーボードの[Ctrl+H]を同時に押す
- 検索する文字列に「空白」を入力して「すべて置換」を押す
※今回は置換後の文字列は入力不要
上記の手順を進めることで、すべての空白を削除することができます。それでは実際に表を使いながら見ていきましょう!
使用例をわかりやすくするために、下記の表を作成しました。
B~D列に入力されている空白を削除していきたいと思います。
今回はB~D列で入力されている空白を削除したいので、範囲はB2からD11を選択しましょう。※シート全体を置換したい場合は範囲選択は不要
ショートカットを使って置換ダイアログを呼び出していきましょう。
今回は空白を削除したいため、置換後の文字列は何も入力せずに進めていきます。また大文字と小文字などのオプションにはチェック不要です。
ここまでの手順を進めることで空白を削除することが出来ます。
置換後の表をこちらになります。
まとめ
今回はTRIM関数でテキストの前後の空白を削除する方法と[Ctrl+H]置換ですべての空白を削除する方法をご紹介しました。
用途によってTRIM関数と[Ctrl+H]置換を使い分けてもらえればと思います!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
また次回の投稿で会いましょう!