Excelを使う人にとって繰り返し操作は日常茶飯事ですよね。その繰り返し操作はショートカットを使うことによってスムーズにできます。この記事では、Excelでの繰り返し操作に最適な3つのショートカットをご紹介します。作業効率をグッとUPさせるために、ぜひ活用してみてください!
この記事で学べること
- 「ctrl + Y」で直前の作業を繰り返すことが出来る
- 「F4」キーで直前の作業を繰り返すことが出来る
- 「shift + Enter」で直前の作業を繰り返すことが出来る
それでは実際に学んでいきましょう
自己紹介
IT業界でのキャリアを活かし、業務効率化に欠かせないMicrosoft365や便利ツールを紹介しています。少しのコツで膨大な可能性を最大限引き出すためのヒントやテクニックを提供し、読者のビジネスパフォーマンス向上に貢献することを目指しています!
繰り返し操作ができる作業の概要
まずは繰り返し操作ができる作業をご紹介していきます。
直前の作業を繰り返すといっても全ての作業を繰り返すことができないです。
基本的に繰り返すことが出来る作業は以下です。
- コピペ作業
- 書式変更
- 行列の挿入または削除
それは、実際にショートカットを使って動きを見ていきましょう。
今回は具体例で「ctrl + Y」でコピペ作業の繰り返し、「F4」で書式変更の繰り返し、「shift + Enter」で行列の挿入または削除の繰り返しを行っていきます。
※「ctrl + Y」「F4」「shift + Enter」どれでもコピペや書式変更、行列の削除など直前の作業を繰り返すことが出来ます。
「ctrl + Y」でコピペの作業を繰り返す方法
こちらの章では、コピペの作業をショートカット「ctrl + Y」で繰り返していきます。
※繰り返しは「F4」「shift + Enter」でも出来ます。
まずは下記の表を見ていきましょう。
内容としては、1行目に入力されているヘッダー名を3行目・5行目にもコピペしていきたいと思います。
作業を繰り返す準備として、「ctrl + C」でコピーをして3行目に「Ctrl + V」で貼り付けを行っていきたいと思います。
3行目にコピペすることが出来ました。5行目にも同じ同じ内容を貼り付けたい場合、B5セルを選択して「ctrl」を押しながら「Y」を押していきましょう。
コピペの作業を繰り返すことが出来ましたね。
次は別のショートカットで直前の作業を繰り返していきましょう。
「F4」キーで書式の変更作業を繰り返す方法
こちらの章では、コピペの作業をショートカット「F4」キーで繰り返していきます。
※繰り返しは「ctrl + Y」「shift + Enter」でも出来ます。
まずは下記の表を見ていきましょう。
1行目, 3行目, 5行目に入力されているデータの背景色を変更していきたいと思います。
それでは作業を進めていきましょう。
まずは、1行目の背景色を変更していきます。
1行目と同じ背景色を3行目, 5行目にも展開していきたい場合、3行目, 5行目を選択して「F4」キーを押していきます。
※fnキーがあるキーボードをお使いの方は、「fn + F4」を同時に押してください。
直前にした書式の変更を繰り返すことが出来ましたね。
最後に別のショートカット「sift + Enter」で直前の作業を繰り返す方法をご紹介します。
「shift + Enter」で行列の挿入 or 削除を繰り返す方法
こちらの章では、行列の挿入 or 削除作業をショートカット「shift + Enter」で繰り返していきます。
※繰り返しは「ctrl + Y」「F4」でも出来ます。
まずは下記の表を見ていきましょう。
内容としては、A列~E列にクラス, 名前, 国語の点数, 英語の点数, 数学の点数が入力されているデータです。
こちらの表の「クラス」と「名前」の間に列を追加していきたいと思います。
まずは通常通り列を追加していきます。
※列の追加が出来るショートカットは「ctrl + スペース」を同時に押して、「ctrl + プラスボタン(+)」を同時に押すとできます。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
エクセルで行列の削除or挿入をする方法
次は「名前」と「国語の点数」の間に列を追加していきたいと思います。直前に列追加を行っているので、ショートカット「shift + Enter」を使って列を追加することが出来ます。
手順としては「国語の点数」の列を範囲指定して「shift + Enter」を同時に押すだけです。
列の追加も出来ましたね。列の削除や行の追加・削除も同様に作業を繰り返すことが出来るので試してみてください。