Excelで平均時間や平均年齢を求めたい方必見!AVERAGE関数やAVERAGEIF関数を使って、平均年齢や平均時間を簡単に計算する方法をご紹介します。
Excelを使ってデータ解析や集計をする方にオススメな関数です。
AVERAGE関数の使い方を理解できるように詳しく書きましたので、最後までお読みください。
それでは、AVERAGE関数とAVERAGEIF関数の使い方を学んでいきましょう!
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それでは本編スタート!
AVERAGE関数の概要と使い方
AVERAGE関数は、Excelで数値の平均値を求めることが出来る便利な関数です。
このAVERAGE関数を使用することによって、セルに入力された複数の数値の平均を簡単に求めることができます。
=AVERAGE(セル範囲)
セル範囲 | 平均値を求めたいセルを選択 |
=AVERAGE(B2:B6)
- 平均値を表示したいセルに「 =AVERAGE( 」と入力
- 平均値を求めたいセルを範囲指定して「 ) 」で閉じる
- Enterを押して終了
とても簡単に数式を入力することが出来るので試してみてね
AVERAGE関数で平均年齢を求めよう
社員の年齢の平均値を求めたい場合、AVERAGE関数を使っていきましょう。
下記の表を用意しました。内容としては、A~C列に名前・性別・年齢が入力されています。C列に入力されている年齢の平均値をE2セルに計算していきたいと思います。
それでは実際に年齢の平均値を求めていきましょう。
=AVERAGE(C2:C6)
関数をコピペして使ってみてください
無事にAVERAGE関数を使って年齢の平均値を求めることが出来ましたね。
しかし、実務では男性の平均年齢や女性の平均年齢を求めたい場面があります。性別ごとの平均年齢を求める方法は下記から。
次は、残業時間の平均を求める方法をご紹介します。
AVERAGE関数で平均残業時間を求めよう
こちらの章では、AVERAGE関数を使って社員の平均残業時間を求めていきます。
まずは下記の表を用意しました。内容としては、A~C列に名前・部署名・残業時間が入力されています。C列に入力されている残業時間の平均値をE2セルに計算していきたいと思います。
それでは実際に残業時間の平均値を求めていきましょう。
=AVERAGE(C2:C6)
関数をコピペして使ってみてください
無事にAVERAGE関数を使って平均残業時間を求めることが出来ましたね。
しかし、実務では事業部ごとの平均残業時間を求めたい場面に遭遇することがあります。事業部ごとの平均残業時間を求める方法は下記から。
AVERAGE関数の使い方が一通り理解できたので、次は応用を学んでいきましょう。
AVERAGEIF関数の概要と使い方
AVERAGEIF関数は、特定の条件を満たすセルの平均値を計算することが出来るExcelの関数です。条件には、式やテキストを指定することができるので柔軟性もあります。
=AVERAGEIF(条件範囲, 条件, 平均対象範囲)
条件範囲 | 条件が入っているかチェックする範囲 |
条件 | 条件を値・式・テキストで指定する |
平均対象範囲 | 平均を計算したい数値の範囲を指定 |
=AVERAGEIF(A2:A7,E2,C2:C7)
- 平均値を表示したいセルに「 =AVERAGEIF( 」と入力
- 条件範囲を指定
- 条件を指定
- 平均対象範囲を指定して「 ) 」で閉じる
- Enterを押して終了
具体例を使ってみていきましょう。
性別ごとの平均年齢を求める:条件をテキストで指定
性別ごとに社員の年齢の平均値を求めたい場合、AVERAGEIF関数を使っていきましょう。
下記の表を用意しました。内容としては、A~C列に名前・性別・年齢が入力されています。E2セルに男性の平均年齢を計算して、F2セルには女性の平均年齢を計算していきます。
それでは実際に性別ごとの平均年齢を求めていきましょう。
=AVERAGEIF(B2:B6,”男性”,C2:C6)
B2:B6 | 条件範囲 | |
“男性” | 条件 | |
C2:C6 | 平均対象範囲 |
関数をコピペして使ってみてください
=AVERAGEIF(B2:B6,”女性”,C2:C6)
B2:B6 | 条件範囲 | |
“女性” | 条件 | |
C2:C6 | 平均対象範囲 |
関数をコピペして使ってみてください
事業部ごとの平均残業時間を求める:条件をセルで指定
こちらの章では、AVERAGEIF関数を使って事業部ごとの平均残業時間を求めていきます。
まずは下記の表を用意しました。内容としては、A~C列に名前・部署名・残業時間が入力されています。経理部・人事部・総務部ごとの平均残業時間をF列に計算していきます。
それでは実際に部署ごとの平均残業時間を求めていきましょう。
=AVERAGEIF(B2:B6, E2, C2:C6)
B2:B6 | 条件範囲 | |
E2 | 条件 | |
C2:C6 | 平均対象範囲 |
関数をコピペして使ってみてください
=AVERAGEIF(B2:B6, E3, C2:C6)
B2:B6 | 条件範囲 | |
E3 | 条件 | |
C2:C6 | 平均対象範囲 |
関数をコピペして使ってみてください
=AVERAGEIF(B2:B6, E4, C2:C6)
B2:B6 | 条件範囲 | |
E4 | 条件 | |
C2:C6 | 平均対象範囲 |
関数をコピペして使ってみてください
まとめ
本日はExcelのAVERAGE関数とAVERAGEIF関数についてご紹介しました。
それぞれ平均値を求めることが出来る関数でしたね。簡単に振り返りましょう。
- AVERAGE関数は、選択したセルの平均を計算できる
- AVERAGEIF関数は、特定の条件を満たすセルの平均を計算できる
平均値を出す状況によって2個の関数を使いこなしてみてください。
使いこなすことが出来れば、より柔軟なデータ解析を可能にできます。
Excelの様々な関数やテクニックを理解して使いこなせれば、業務効率をぐっとUPするきっかけになります。コツコツ1つの関数を理解して使っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
また次回の投稿で会いましょう!