この記事では、Excelで列と行を一気に増やすショートカットキーと行列を一気に削除するショートカットキーを解説します。さらに上下左右に行列を追加するコツもご紹介します。
ショートカットキーを使えば作業効率もUPすることができるので、この機会にぜひ学んでいきましょう!
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行を追加する方法:上または下に行を増やそう
この章では、行を増やすショートカットキーをご紹介します。
マウス操作をなくすことによって、業務効率はグッとUPすることができるので、ショートカットキーを覚えておきましょう。
- キーボードの[ shift + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
2つの手順を進めることによって、行を追加することができます。
表を使ってみていきましょう。
shift + スペース ]を同時に押す
キーボードの[shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
キーボードの[行を追加することができましたね。
しかし、この手順では行選択した上の行を増やすことになります。
作業内容によっては、行選択をした下の行を増やしたい方もいらっしゃると思います。そんな方は以下のコツを覚えておきましょう。
2行目の下に行を追加したい場合は、3行目を選択して[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押しましょう。
ようは、[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]では、上に行を追加するので、2行目に下に行を追加したい場合は、3行目の上に行を増やしてあげればいいということです。
複数の行を一気に増やす方法
それでは、複数の行を一気に増やす方法をご紹介します。
といっても先ほどの章ができれば、何も難しいことはありません。
まずは、行を増やす方法の振り返りから。
- キーボードの[ shift + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
複数の行追加する場合は上記手順を進める前に、増やしたい行数を選択してあげれば、任意の行数を増やすことができます。※2行追加の場合は、2行目3行目を選択するということです。
では、複数の行を増やす手順を見ていきましょう。
※今回は3行増やしたいとします。
- 増やしたい行数をキーボードの[ shift + 十字キー ]で選択
- キーボードの[ shift + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
shift + 十字キー ]で選択
※今回は3行増やしたいとします。
shift + スペース ]を同時に押す
キーボードの[shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
キーボードの[紹介したショートカットキーは、上に行が追加されることになるので、3行目の下に2行追加したい場合は、4行目と5行目を選択してあげてください。
そうすることで、3行目の下に2行追加することができます。
行を削除する方法:任意の行を削除しよう
- キーボードの[ shift + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
2つの手順を進めることによって、行を削除することができます。
表を使ってみていきましょう。
shift + スペース ]を同時に押す
キーボードの[ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
キーボードの[選択した行を削除することができましたね。
しかし、作業内容によっては、複数の行を削除したい場面も多いですよね。
複数の行を削除する方法を次の章でご紹介します。
複数の行を一気に削除する方法
それでは、複数の行を一気に削除する方法をご紹介します。
先ほどの章の行を削除する方法ができれば、難しいことはありません。
まずは、行を削除する方法の振り返りから。
- キーボードの[ shift + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
複数の行を削除する場合は、上記手順を進める前に、削除したい行を複数選択してあげればいいだけです。
では、複数の行を増やす手順を見ていきましょう。
※今回は2行目と4行目を削除していきます。
- 最初に行番号の2をマウスでクリック+ctrlを押しながら4行目をクリック
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
※手順①は、4行目から選択してctrlを押しながら2行目でも問題ないです。
行番号の2をマウスでクリック+ctrlを押しながら4行目をクリック
※今回は2行目と4行目を削除していきます。
ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
キーボードの[手順①~②を進めることで2行目と4行目の行を一括で削除することができました。
誤って行を削除した場合は、[ ctrl + Z ]で前の作業に戻ることができるので、焦らず戻しましょう。
列を追加する方法:右または左に列を増やそう
この章では、列を増やすショートカットキーをご紹介します。
マウス操作をなくすことによって、業務効率はグッとUPすることができるので、ショートカットキーを覚えておきましょう。
- キーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
2つの手順を進めることによって、列を追加することができます。
表を使ってみていきましょう。
ctrl + スペース ]を同時に押す
キーボードの[shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
キーボードの[列を追加することができましたね。
しかし、この手順では列選択した左の列を増やすことになります。
作業内容によっては、列選択をした右の列を増やしたい方もいらっしゃると思います。そんな方は以下のコツを覚えておきましょう。
B列の右に列を追加したい場合は、C列を選択して[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押しましょう。
ようは、[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]では、左に列を追加するので、B列の右に列を追加したい場合は、C列を選択してあげればいいということです。
複数の列を一気に増やす方法
それでは、複数の列を一気に増やす方法をご紹介します。
といっても先ほどの章ができれば、何も難しいことはありません。
まずは、列を増やす方法の振り返りから。
- キーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
複数の列追加する場合は上記手順を進める前に、増やしたい列数を選択してあげれば、任意の列数を増やすことができます。※2列追加の場合は、A列B列を選択するということです。
では、複数の列を増やす手順を見ていきましょう。
※今回はA列の左に2列増やしたいとします。
- 増やしたい列数をキーボードの[ shift + 十字キー ]で選択
- キーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
shift + 十字キー ]で選択
増やしたい列数をキーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
※今回はA列の左に2列増やしたいとします。
shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す
キーボードの[紹介したショートカットキーは、左に列が追加されることになるので、C列の右に2列追加したい場合は、D列とE列を選択してあげてください。
そうすることで、C列の右に2列追加することができます。
列を削除する方法:任意の列を削除しよう
- キーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
2つの手順を進めることによって、列を削除することができます。
表を使ってみていきましょう。
ctrl + スペース ]を同時に押す
キーボードの[ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
キーボードの[列を削除することができましたね。
しかし、作業内容によっては、複数の列を削除したい場面も多いですよね。
複数の列を削除する方法を次の章でご紹介します。
複数の列を一気に削除する方法
それでは、複数の列を一気に削除する方法をご紹介します。
先ほどの章の列を削除する方法ができれば、難しいことはありません。
まずは、列を削除する方法の振り返りから。
- キーボードの[ ctrl + スペース ]を同時に押す
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
複数の列を削除する場合は、上記手順を進める前に、削除したい列を複数選択してあげればいいだけです。
では、複数の列を増やす手順を見ていきましょう。
※今回はA列とC列を削除していきます。
- 最初にA列をマウスでクリック+ctrlを押しながらC列をクリック
- キーボードの[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
※手順①は、C列から選択してctrlを押しながらA列でも問題ないです。
A列をマウスでクリック+ctrlを押しながらC列をクリック
※今回はA列とC列を削除していきます。
ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す
キーボードの[手順①~②を進めることでA列とC列の列を一括で削除することができました。
誤って列を削除した場合は、[ ctrl + Z ]で前の作業に戻ることができるので、焦らず戻しましょう。
まとめ:行列の追加&削除を表で確認
今回はExcelで行の追加&削除、列の追加&削除をする方法を解説しました。
最後に簡単な表を作成したので、行列の追加&削除を振り返りましょう。
追加 | 削除 | |
行 | ①[ shift + スペース ]を同時に押す ②[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す |
①[ shift + スペース ]を同時に押す ②[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す |
列 | ①[ ctrl + スペース ]を同時に押す ②[ shift + ctrl + プラスボタン(+) ]を同時に押す |
①[ ctrl + スペース ]を同時に押す ②[ ctrl + マイナスボタン(-) ]を同時に押す |