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VLOOKUP関数で重複をチェック!Excelで重複を確認する方法

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今回はVLOOKUP関数、COUNTIF関数、重複を確認する方法をご紹介します。またUNIQUE関数を使って重複する値をカットして一意の値として表示する方法も解説していきます。

この記事で学べる事

VLOOKUP関数で重複を確認する方法
COUNTIF関数で重複個数を数える
重複する値をカットする方法

それではさっそく学んでいきましょう!

Excelで重複データを確認する方法

それではExcelでデータの重複を確認する方法を見ていきましょう。今回ご紹介するVLOOKUP関数とCOUNTIF関数は用途によって使い方を分けてほしいです。

VLOOKUP関数では重複する値を確認する場合に使用し、COUNTIF関数は重複する値の個数を数えたい場合に使用することがポイント。

VLOOKUP関数の復習はこちら

COUNTIF関数の復習はこちら

データの重複をチェックする方法

VLOOKUP関数で重複データを確認
COUNTIF関数で重複データを確認

VLOOKUP関数で重複データを確認

VLOOKUP関数では、上記のようにA列とB列に記載のある値が重複するかをC列で確認していきます。具体的にはA列を検索範囲とし、B列の値を検索値とします。そして検索範囲が1列しかないため列番号は1とし、検索方法は完全一致の0にすることで、B列の値がA列にあればC列に値を返すことができます。テキストだけでは理解しにくいので以下に表と数式を置いておきます。

VLOOKUP関数の数式

VLOOKUP関数の数式は「=VLOOKUP(検索値,検索範囲,列番号,検索方法)」なので、先ほどの説明に当てはめると、「=VLOOKUP(B列の値,A列,1,0)」になります。では、次の数式はC1セルに入力してみましょう。

=VLOOKUP(B2,A:A,1,0)

数式を挿入したC1セルが「#N/A」となっていますが、A列の中に「きつね」は存在しないので#N/Aで正しいです。この数式をC6セルまで伸ばしていきましょう!

※数式の伸ばし方は基本的に2種類で「数式を挿入したセルの右下にある■をマウスで掴みながらC6セルまで選択範囲を伸ばす方法」と「C2セルからC6セルを範囲指定して、キーボードのCtrl+Dで数式をコピペする方法」です。ぜひお試しください。

VLOOKUP関数の数式をC6セルまで伸ばすことで、A列とB列で重複するデータがC列に表示されました。このようにVLOOKUP関数でも重複するデータを確認することが出来ます。




COUNTIF関数で重複データを確認

続いてCOUNTIF関数で重複するデータの個数を数えていきましょう。具体例として上記の画像のB列で重複する値の個数を数えていきます。

といっても、難しいことはしません。COUNTIF関数は「範囲内で指定した値が何個あるか」数えられる関数なので、今回はB列を範囲としてB列の各値で数を数えるよう指示したらOKです!

重複データの数を数えよう

まずはC1セルに以下の数式を挿入していきましょう。

=COUNTIF(B:B,B2)

COUNTIF関数で範囲をB列とし、検索条件をB2セルにすることで、検索範囲(B列)の中にB2セルの値が何個あるか表示してくれます。この数式をC6セルまでオートフィルで伸ばしていきましょう。※数式の伸ばし方は先ほどのVLOOKUP関数と同じです。

このように重複するデータの数を簡単に数えることが出来ます。これでデータ量が多くても効率が変わらず作業を進めていけますね。




Excelで重複データをカットする方法

業務の中では重複するデータを削除したいと考える方もいらっしゃると思います。そんな方のために重複するデータから重複しないデータの作り方を2選ご紹介します。超簡単なので最後まで読んでください。

データの重複省く方法

ショートカットキーを使う
UNIQUE関数で一意の値にする方法

ショートカットキーを使う(重複カット)

Excelで重複するデータをカットする方法で最もポピュラーなのが「重複の削除」です。これは関数ではなく、Excelの便利な機能の一つです。

使い方としては重複を削除したいデータ範囲を選択し、キーボードの「Alt+A+M」を順序よく押し、OKボタンをクリックすることで重複を削除できます。

重複を削除する手順

まずは初めに対象の範囲を選択します。

続いて、キーボードの「Alt」→「A」→「M」を順序よく押すと次のような画面になります。

そしてOKボタンをクリックすると以下のように重複する値を削除することができます。

この方法は重複するデータを削除してしまうので、元のデータを残しつつ別の列に重複しないデータを表示したい場合は次の方法を試してみてください。




UNIQUE関数で一意の値にする方法

実はExcelの関数でも重複データを省くことができます。その関数とはUNIQUE関数です。重複しないデータを表示する方法はシンプルで対象の範囲を選択するだけです。実際にやってみましょう!

UNIQUE関数で重複しないデータを作る

今回はA列のデータで重複するデータをB列に一意の値として表示していきます。UNIQUE関数の数式は以下になります。

=UNIQUE(A2:A6)

数式を挿入するだけで対象の範囲から重複するデータを1つにして返してくれます。使い方も簡単で覚えやすいので、ぜひ業務で活用してください。

Excelで重複を確認する方法のまとめ

今回はVLOOKUP関数とCOUNTIF関数で重複データを確認する方法をご紹介しました。それぞれ用途によって使い方を分けるのがポイントでしたね。

VLOOKUP関数は重複するデータの洗い出しで、COUNTIF関数は重複する個数を数えるのが特徴

そして重複するデータを削除または一意の値として返す方法として、Excelの「重複の削除」と「UNIQUE関数」もご紹介しました。それぞれデータの集計や分析をする際に役に立つ知識なので、ぜひ意味と使い道を理解して使ってください!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!次回の投稿で会いましょう!

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