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TRANSPOSE関数の使い方。表の行列を入れ替えよう!

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この記事では、エクセル初心者にもわかりやすくTRANSPOSE関数の使い方をご紹介します。TRANSPOSE関数では、行と列の位置を入れ替えることができる関数です。

エクセルのデータ管理や分析において、表の行列を入れ替えることが必要になる場面があります。

そんなときに役に立つ関数なので、ぜひ覚えておきましょう!

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それでは本編スタート!

TRANSPOSE関数とは?

TRANSPOSE関数は、指定した範囲内の行と列を入れ替えて、新しい配列として返してくれる関数です。

データの並び替えやレイアウトの変更に便利だね

TRANSPOSE関数の概要

TRANSPOSE関数は行列を入れ替える関数なので、元の表の「行を列へ」「列を行へ」変換します。

例えば、行に並んだデータを縦に並べ直すことで、データの見やすさや管理のしやすさを向上させることができます。

今まで行列の入れ替えを手動で行っていた方には朗報ですね(‘ω’)

この関数を使用することで、大量のデータを手動で並べ替える手間を省くことができます。

TRANSPOSE関数のメリット

TRANSPOSE関数の主なメリットは以下の通りです。

  • 効率化
  • 正確性
  • 柔軟性

手動で行と列を入れ替える手間を省けるため、手動での入力ミスを防ぎ、作業効率が向上します。

また、データのレイアウトを簡単に変更できるため、レポート作成やデータ分析において非常に便利です。

TRANSPOSE関数の基本的な使い方

ここでは、TRANSPOSE関数の基本的な使い方について詳しく解説します。

初めてTRANSPOSE関数を使う方でも安心して使用できるように、具体的な手順を紹介します。

TRANSPOSE関数の基本構文

TRANSPOSE関数の基本構文は以下の通りです。

=TRANSPOSE(配列)

ここで、配列とは入れ替えたい元のデータ範囲を指定します。

例えば、範囲A1からB3のデータを入れ替えたい場合は、「=TRANSPOSE(A1:B3)」となります。

実際にTRANSPOSE関数を使ってみよう

ご自身のエクセルで下記の手順を行ってください。

適当なセルに「=TRANSPOSE」と入力します。

続いて、行と列を入れ替えたい範囲を指定します。私のほうではA1からD6の範囲を指定してみます。

ここまで入力できたら「Ctrl + Shift + Enter」を押しましょう!そしたら次のような画像のような表示になります。
※スピル機能があるバージョンであれば「Enter」のみでOK

TRANSPOSE関数の使用例

TRANSPOSE関数の実際の使用例を通じて、どのように役立つかを見ていきましょう。

シンプルな表の行列を入れ替える例

例えば、以下のようなシンプルなデータがあります。

A列 B列 C列
1行目 1 2 3
2行目 4 5 6

このデータを行と列を入れ替えて表示すると、以下のようになります。

A列 B列
1行目 1 4
2行目 2 5
3行目 3 6

このときのTRANSPOSE関数は「=TRANSPOSE(A1:C2)」となります。

TRANSPOSE関数を使う際の注意点

TRANSPOSE関数を使用する際には、いくつかの注意点があります。

これらの注意点を把握しておくことで、エラーを回避し、スムーズに作業を進めることができます。

バージョンによって使用方法が一部変わる

Microsoft365などのスピル機能を使用できるExcelを使用している方は、TRANSPOSE関数の数式を挿入後「Enter」で大丈夫です。

しかしスピル機能がないバージョンでは、数式を挿入後に「Ctrl + Shift + Enter」を押してあげましょう。

FAQ|エラーメッセージの対処法

TRANSPOSE関数を使用する際に、エラーが表示されても慌てないためにFAQを作成しましたので、ぜひ確認してください!

#VALUE! エラーについて

このエラーは、指定した範囲が正しくない場合に発生します。範囲を確認し、正しいセル範囲を指定しているか確認してください。

#REF! エラーについて

範囲が存在しない場合に発生します。範囲が適切に選択されているか確認しましょう。

まとめ

TRANSPOSE関数を使いこなすことで、エクセルでのデータ管理や分析がより効率的になります。

最後に、記事全体のまとめをして、さらなるステップアップをしましょう!

TRANSPOSE関数を使いこなそう

TRANSPOSE関数を使用することで、データのレイアウト変更が簡単にでき、作業効率が大幅に向上します。

実際の業務でどんどん活用して、エクセルスキルを高めましょう。

さらなるステップアップのために

TRANSPOSE関数をマスターした後は、他の配列数式やエクセル関数も学び、データ分析スキルをさらに向上させましょう。

例えば、FILTER関数やINDIRECT関数、INDEX関数を学ぶことで、より複雑なデータ操作が可能になります。

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