この記事では、IF関数を使って「以上」や「以下」の条件を指定する方法について、わかりやすく図を交えて解説します。あなたの作業効率が向上し、データ分析やレポート作成がスムーズになるように頑張って説明します!(笑)
では、さっそく学んでいきましょう!
IF関数で「以上」「以下」を指定する方法
こちらの章では、IF関数で「以上」と「以下」それぞれの入力方法を確認していきましょう!
「以上」の条件を指定する
まずは、IF関数で「以上」の条件を指定する方法です。たとえば、あるセルの値が80以上であれば「合格」、それ未満であれば「不合格」と表示したい場合、次のような式になります。
=IF(A1>=80, "合格", "不合格")
より大きいを表す大なり(>)の後に、イコール(=)を置くことで、○○以上と指定することができます。
勘がいい方は以下の場合も想像できているかと思います。以下の指定方法も確認してみましょう!
「以下」の条件を指定する
次に、「以下」の条件を指定する方法です。たとえば、あるセルの値が10以下であれば「NG」、それを超える場合は「OK」と表示したい場合は、次の式を使用します。
=IF(A1<=10, "NG", "OK")
より小さいを表す小なり(<)の後にイコール(=)を置くことで、○○以下と指定することができます。
それでは、実際の具体例を用いて以上以下の条件分岐をしてみましょう!
IF関数で「以上、以下」を指定する具体例
こちらの章では、〇以上、〇以下の条件分岐を指定する方法をご紹介します。
以上の場合…「 >= 」
以下の場合…「 <= 」
IF関数で売上が90,000以上の人を判別
売上が90,000円以上の人には、「OK」それ以外は「NG」を表示したい場合、IF関数の数式は次のようになります。
IF関数で売上が90,000以上は良、30,000以下は不可、それ以外は可で判別
IF関数で90,000以上は良、30,000以下は不可、それ以外は可で条件を返したい場合は次のような式になります。
そうです!ちなみにIF関数を2個使って、「90点以上なら〇, 80点以上なら△,それ以外は×」など以上を二つ使うこともできます。IF関数は左から順序良く計算されるので、「80点→90点→それ以外」にしてしまうと、90点以上も△になるので注意です。この場合は、大きい順に90→80→以外にしましょう!
まとめ
IF関数を使うことで、Excelでのデータ管理や分析がラクになります。「以上」や「以下」の条件を指定することで、社員が売上目標を達成しているかなど、簡単に可視化することが出来ます。複数の条件を組み合わせることで、より高度な分析も可能になります。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿で会いましょう!