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IF関数で計算式(引き算)を入れる方法!【図解付き】

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エクセルでIF(イフ)関数を使って引き算を行う方法について詳しく解説します。具体的な例や関数の構文、応用例を通して、Excelでより効率的に数値処理を行う方法を学んでいきましょう。

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IF関数で引き算をする方法

IF関数は、指定した条件が真の場合には○○の値を返す、偽の場合には別の○○の値を返すことが出来る関数です。これを利用して、特定の条件下で引き算を行います。

たとえば、A3セルに引き算と入力されていれば、B3セル-C3セルを行うという指示をすることができます。
この場合A3セルに引き算以外の文字が入力されていれば「-」を返すということもできます。

具体的な表を使用して学んでいきましょう。

まずは下記の表を用意しました。
表のA列が「引き算」であれば、B列の数字-C列の数字をD列に返し、A列が「引き算」以外であれば”-“を返す式を組んでいきたいと思います。

IF関数で引き算

=IF(A3=”引き算”,B3-C3,“-“)

関数式の説明

A3=”引き算”
┗理論式でA3が引き算の場合〇〇と指示。

B3-C3
┗「A3=引き算」で真の場合、B3-C2セルを返すように指示。

“-“
┗「A3=引き算」以外で偽の場合、「-」を返すように指示。

実際に関数をD列に入力してみましょう。


A列に引き算と入力されているDセルは、Bセル-Cセルと表示されています。
A列に引き算以外が入力されているDセルは、「-」と表示されました。

IF関数の中にOR関数を使用して引き算をする

ExcelのIF関数は、特定の条件が真であるか偽であるかに応じて異なる値を返します。
一方、OR関数は、複数の条件のうち少なくとも1つが真である場合に真を返します。

たとえば、条件Aまたは条件Bが真の場合に引き算を返す。偽の場合は〇〇を返すことができます。

具体的な表を使用して学んでいきましょう。
今回はA列が〇またはB列に★が入っている真の場合はE列にC列-D列を返す。
偽の場合は「-」を表示していきたいと思います。

IF関数とOR関数で引き算をする式

=IF(OR(A3=”〇”,B3=”★”),C3-D3,“-“)

関数式の説明

OR(A3=”〇”,B3=”★”)
┗IF関数の理論式でOR関数を指定。A3が〇またはB3が★の場合○○と指示。

C3-D3
┗理論式が真であれば、C3-D3を返すように指示。

“-”
┗理論式が偽であれば、「-」を返すように指示。

実際に関数をE列に入力してみましょう。


A列が〇またはB列が★の場合EセルにC3-D3が返されています。
A列が〇・B列が★以外の場合は「-」で返されました。

IF関数の中にAND関数を使用して引き算をする

IF関数とAND関数を使用して「複数の条件が当てはまれば真を返し、1つでも条件が当てはまらなければ偽を返す」という指示ができます。

たとえば、条件Xかつ条件Yが真の場合に引き算を実行し、偽の場合は〇〇を返すことができます。

具体的な表を使用して学んでいきましょう。
今回はA列が〇とB列に★が入っている真の場合はE列にC列-D列を返す。
偽の場合は「-」を表示していきたいと思います。

IF関数とAND関数で引き算をする

=IF(AND(A3=”〇”,B3=”★”),C3-D3,“-“)

関数式の説明

AND(A3=”〇”,B3=”★”)
┗IF関数の理論式でAND関数を指定。A3が〇でB3が★の場合○○と指示。

C3-D3
┗理論式が真であれば、C3-D3を返すように指示。

“-”
┗理論式が偽であれば、「-」を返すように指示。

実際に関数をE列に入力してみましょう。


A列が〇かつB列が★の場合EセルにC3-D3が返されています。
A列が〇かつB列が★以外の場合は「-」で返されました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回の投稿で会いましょう!